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宇治山哲平
うじやま てっぺい
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UJIYAMA Teppei
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風の子
かぜのこ
- The Son of Wind
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1971(昭和46)
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技法・材質
油彩・画布
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Tecniques,materials
Oil on canvas
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形状
額装
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Shape
Framed
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- 油彩・その他
- Oil Paintings
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- 昭和後期
- Late Showa period.
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130.2×80.6
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宇治山哲平が大分県立芸術短期大学に招かれたのは51歳のとき。以降、純粋抽象の世界を求めて独自のスタイル確立に務めるが、当初は、原始美術を想い起こさせるプリミティヴな味わいの濃い作風だった。その後、若いころ身につけた漆職人としての高度な技量を活かし、整序された様式美を感じさせる画面に至るまでに、約10年の歳月を要している。
この作品は、独自の画風が定まり、我が国を代表する抽象画家としての評価を決定づけたころのもの。