作品詳細Detail of work

詳細情報 DetailOP-1988-0057

宇治山哲平

うじやま てっぺい

UJIYAMA Teppei

風の子

かぜのこ

The Son of Wind

1971(昭和46)

技法・材質

油彩・画布

Tecniques,materials

Oil on canvas

形状

額装

Shape

Framed

油彩・その他
Oil Paintings
昭和後期
Late Showa period.

130.2×80.6

宇治山哲平が大分県立芸術短期大学に招かれたのは51歳のとき。以降、純粋抽象の世界を求めて独自のスタイル確立に務めるが、当初は、原始美術を想い起こさせるプリミティヴな味わいの濃い作風だった。その後、若いころ身につけた漆職人としての高度な技量を活かし、整序された様式美を感じさせる画面に至るまでに、約10年の歳月を要している。
この作品は、独自の画風が定まり、我が国を代表する抽象画家としての評価を決定づけたころのもの。