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宇治山哲平
うじやま てっぺい
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UJIYAMA Teppei
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やまとごころ
やまとごころ
- Japanese Spirit
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1986(昭和61)
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技法・材質
油彩・画布
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Tecniques,materials
Oil on canvas
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形状
額装
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Shape
Framed
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- 油彩・その他
- Oil Paintings
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- 昭和後期
- Late Showa period.
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162.3×131.0
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毎日芸術賞受賞以降、宇治山は三つに大別される連作に取り組んでいる。最初は、優雅で端麗な印象を与える「王朝」のシリーズ。昭和52年頃からは、極彩色の形象がシンメトリックな構成の中で光り輝く「華厳」シリーズ。そして死を迎える2年ほど前からは、清澄な白を基調とした淡く香り立つような「やまとごころ」のシリーズへと展開していく。この作品は、宇治山最後の発表作となった「やまとごころ」。藤色の地にちりばめられた形象は相互に緊密な秩序を保って、澄んだ鐘の音のような響きを伝えている。