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宇治山哲平
うじやま てっぺい
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UJIYAMA Teppei
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静物白
せいぶつしろ
- Still Life ‐ White
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1947(昭和22)
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技法・材質
油彩・画布
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Tecniques,materials
Oil on canvas
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形状
額装
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Shape
Framed
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- 油彩・その他
- Oil Paintings
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- 昭和中期
- Mid-Showa period.
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91.0×91.0
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昭和22年、第21回国展に出品された初期の代表作のひとつ。白い布をかけた卓上に並べられた器や瓶、皿に盛られた果物などの形態が簡潔に要領よくまとめられて、緊張感の中にも静かで落ち着いた雰囲気を漂わせており、宇治山独特の抽象様式の萌芽を感じさせる。身のまわりの事物を端念に観察し、そこから抽出した形態を見事な均衡のうちに構成していくこうした方途が、後年の豊潤華麗な作品群へと結実していくことになる。