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宇治山哲平
うじやま てっぺい
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UJIYAMA Teppei
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王朝(絵画No.358)
おうちょう(かいがNo.358)
- Dynasty (Painting No.358)
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1974(昭和49)
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技法・材質
油彩・画布
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Tecniques,materials
Oil on canvas
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形状
額装
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Shape
Framed
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- 油彩・その他
- Oil Paintings
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- 昭和後期
- Late Showa period.
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146.0×146.0
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昭和36年、宇治山は新設の大分県立芸術短期大学(当時)の教授に招かれ、別府に居を定めて制作に励むようになる。これ以後、自らの抽象作品を「絵画シリーズ」と名付け、制作順に作品番号をつけていった。初めのうちは土俗的な雰囲気の形態が主体だったが、段々と形や色も整序され、形式美の中にもダイナミズムを備えた品格を感じさせるスタイルへと展開していく。この作品は、宇治山が抽象画家として初めて毎日芸術賞を受賞し、画壇での評価も一段と高まった頃のもの。優雅できらびやかな「王朝」の連作の中でも代表的な作例である。