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宇治山哲平
うじやま てっぺい
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UJIYAMA Teppei
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段々畑と無花果
だんだんばたけといちじく
- Stairs Field and Fig Trees
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1936(昭和11)
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技法・材質
木版・紙
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Tecniques,materials
Woodcut on paper
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形状
額装
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Shape
Framed
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- 版画
- Prints
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- 昭和前期
- Early Showa period.
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24.1×32.3
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昭和11年の第11回国展に入選した初期の代表的な版画作品のひとつ。宇治山はこの頃、日本版画協会展、造型版画協会展、新興美術家協会展などで版画作品を発表し注目を集めていたが、この前年、国展に木版画「秋酣」が初入選したのを期に、ここへも活躍の場を広げていた。本作品は、明快な色彩と構成によって山里の情景をうまく捉えたもので評判も良く、当時の教科書にも採用された。