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宇治山哲平
うじやま てっぺい
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UJIYAMA Teppei
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九重遠望
ここのええんぼう
- Distant View of Kokonoe
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1948(昭和23)
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技法・材質
木版・紙
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Tecniques,materials
Woodcut on paper
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形状
額装
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Shape
Framed
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- 版画
- Prints
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- 昭和中期
- Mid-Showa period.
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17.2×13.2
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戦後間もなく、福岡市から郷里の日田に戻ってきた頃の作品。当時は静物や自宅周辺の蓮畑をモティーフに簡潔な構成による油彩画を多く制作していたが、一方、日田工芸指導所に入って図案づくりにも取り組んでおり、木版画制作も継続していたようである。本作品は戦前の版画作品を想わせる山の景観を写し込んだものだが、雲の形が擬態化されているようでもあり、工芸指導所での仕事との関連を感じさせる作品でもある。