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宇治山哲平
うじやま てっぺい
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UJIYAMA Teppei
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万華
まんげ
- Mange
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1982(昭和57)
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技法・材質
油彩・画布
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Tecniques,materials
Oil on canvas
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形状
額装
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Shape
Framed
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- 油彩・その他
- Oil Paintings
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- 昭和後期
- Late Showa period.
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145.5×145.5
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自らの絵画スタイルを確立し、抽象画家としてはじめて毎日芸術賞を受賞して以降、宇治山は三つに大別される連作に取り組んでいる。最初は、優雅で端麗な印象を与える「王朝」のシリーズ。続いて1977年頃から、極彩色の形象がシンメトリックな構成の中で光り輝く「華厳」シリーズ。そして死を迎える2年ほど前からは、清澄な白を基調とした淡く香り立つような「やまとごころ」のシリーズである。「万華」は「華厳」のシリーズに含まれる代表的な作例。曼荼羅を想わせる構成の中で、色彩と形象が緊密に響き合っている。