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髙山辰雄
たかやま たつお
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TAKAYAMA Tatsuo
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母
ぼ
- Motherhood
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1970(昭和45)
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技法・材質
紙本彩色
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Tecniques,materials
Color on paper
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形状
額装
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Shape
Framed
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- 日本画
- Japanese-style Paintings
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- 昭和後期
- Late Showa period.
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192.0×198.0
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虚空に浮かぶ母と嬰児(みどりご)。画面上方の白い帯は、時空の無限感を示しているという。「人生はなかなかつまらん。妊娠中の母親の腹の中にいる、あの水袋の中に浮いている胎児のように、まことに頼りがない、つかみどころがないのが“生”の実体ではないだろうか。」と髙山は語っているが、生命の神秘を象徴するかのようなこの作品には、そんな髙山の「生」に対する希望と不安が、母の想いとして写し出されているようだ。